2014年5月8日木曜日

iCloudの無料5GBでバックアップのための容量が不足する理由と対処法

iPhoneはiCloudを利用してバックアップをとる便利な機能がある。 そして、その容量は無料の範囲は5GBとなっている。

16GBのiPhoneを利用している場合は、この5GBという容量でもなんとかなる。 この場合で注意するのは、iCloudアカウントのメールデータのサイズとカメラロールにあるデータ(特に動画)の量や機種変などによるバックアップの重複ぐらいだ。

ところが、iPhoneの32GBや64GBのモデルを使っている人は注意が必要だ。 端末の容量が大きいため、アプリをたくさんインストールすることができてしまうためだ。 インストールしているアプリは標準では全てがiCloudのバックアップ対象となっている。

※ iCloudバックアップから復元するときに基本的に全てを元に戻すという考え方だからだ。

この場合の解決方法で最も何も考えず簡単に解決する方法は、「有料のiCloudで容量を増やす」ことだが、そこにはお金をかけたくない場合もある。 

となると、バックアップの対象を厳選するしかない

iPhoneの「設定」アプリを起動

「一般」→「使用状況」→ICLOUD「ストレージを管理」→バックアップ「○○ の iPhone」

に行き、バックアップオプション(バックアップを作成するデータを選択してください。)で対象としないアプリの選択をオフにする



ここで注意するのは、機種変や修理などの後でiCloudからの復元を行なったときに「ここでOFFにしたものは復元されない」ということ。 また、アプリの履歴データ等をアプリ内に保存するタイプのものは、App Storeから再インストールしてもデータは復元されないということ

つまり、履歴データ(ゲームのセーブデータ等も)が消えても問題なく、再インストールすることが面倒でないアプリや、再インストールしないくても良さそうなアプリをバックアップの対象から外しておくのがよいということになる