2013年4月13日土曜日

iPhoneの機種変後にくる「iCloudストレージ不足」メール

iPhoneのバックアップをiCloud上に作成していて、機種変すると「iCloudストレージの保存容量がもう少しで上限に達します。」というメールがくることがある。

これは、iPhone4のバックアップをiCloudに作成していて、新しく機種変したiPhone5をiCloudから復元し、利用しているとiPhone5のバックアップもiCloudに保存されるためにおこることだ。

つまり、2台分のバックアップがクラウド上に保存されてしまうためにおこっている。

iCloudの無料の容量は5GB。 一台につき使い方にもよるが、2GB強が2台分となった場合容量的にきつくなる。

この問題は機種変だけで起こるわけではなく、例えばiPhoneを落下させて液晶を割ったので機種交換修理をしたときにも2重にバックアップファイルができることになる

Macを持っていれば、システム環境設定のiCloudペインから右下の管理ボタンを押すことで何がiCloudストレージを圧迫しているかを確認でき、削除することが可能だ。


iPhoneの場合では、設定→iCloud→ストレージとバックアップ→ストレージを管理から削除を行なう。


古いiPhoneのバックアップで不要なものがあれば削除するようにしよう。

追記-------
それと、iCloudの容量が圧迫されるのを軽減する方法はこちら

2013年4月2日火曜日

iPhoneの機種変で「メールを取得できません」エラー

iPhone4からiPhone5に機種変し、復元を利用して環境移行をすると「メールを取得できません」というダイアログが出るようになる場合がある。


これの原因の1つには、以前のiPhoneでGmailをMicrosoft Exchangeで同期を行なう設定にしていた場合がある。

結果から言うと、GoogleアカウントでMicrosoft Exchangeでの同期の設定をやめるしかない

Googleは2013年1月30日以降、Google Syncを終了し、新しい端末を追加できなくしている。

以前から設定していた端末は引き続き利用できるので、機種変前の機種では正常に受信ができているはず。

こうなると、iOSの「設定」アプリから「メール/連絡先/カレンダー」に行き、Microsoft Exchangeで同期していたアカウントを削除し、新たに「アカウントの追加」で「Gmail」を選び、設定を行なうしかない

すると、メール・カレンダー・メモの同期は可能になる。(Exchangeのようなリアルタイムな同期ではなくなるが)

ここで、「連絡先の同期が無い・・・」と困る人がでてくる。 これにたいしてGoogleはCardDAVでの連絡先の同期をサポートしたので、その方法で同期してくださいとのことだ。

個人的には、Windows環境しかなくGoogle環境にドップリな人以外であれば、素直にiCloudで連絡先を管理した方が幸せになれると思うが、そうもいかない人もいるのは理解できる。

となると、CardDAVで同期する設定にし、新しい連絡先の追加や編集はiPhoneで行なうようにしてiPhoneに「連絡先+」というアプリを入れグループ分けを行なえばなんとかなるかもしれない。

iPhoneで追加・編集を行なうようにするのはMicrosoft Exchange同期とは違い、PC側のブラウザでGmail連絡先の編集を行なってもiPhoneにすぐに結果が反映されないためだ。


追記
Microsoft Exchange同期をあきらめたことで、Google Syncで設定していた共有カレンダーの表示や複数のカレンダーが表示できないという場合があるはず。 これは、こちらの方法で設定可能だ。

それと、Gmail設定を設定アプリの「メール/カレンダー/連絡先」から通常の手順で設定をおこなうと、「データの取得方法」がフェッチになる。 このため、iPhone標準のメールアプリでは、プッシュによるリアルタイムでの受信ができなくなる。 この場合は、Google純正のGmailアプリを利用するか、MailBoxなどを利用することでプッシュで受け取ることは可能だ。