追記:導電性高分子アルミ電解コンデンサー330μF4Vに変えて、完全に治ったと思う。 全く異常終了しなくなった。
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以前GPUパニックを治すためにセラミックコンデンサー 330μF4V X5R 3225への交換をしたが、症状が再発し始めた。 負荷がかかっているうちに故障してしまうのか? 半田付けが下手で劣化してくるのか? なんとも言えないが仕方がないので再チャレンジをしてみることにした。ネット上での情報をみると、タンタルコンデンサーよりアルミ電解コンデンサーの方がいいようなものをみたので、今度はアルミ電解コンデンサーにしてみることとした。
使ったのは、導電性高分子アルミ電解コンデンサー330μF4V。 商品説明のところには「CPU周辺の負荷変動に対するバックアップ用途に最適です」の文言がある。 素人なのでよくわからないが、とりあえずよさそうに思う。 ただ、問題は前回のタンタルコンデンサーのサイズよりずいぶん大きいこと。
普通にMacBook Proの基盤にのせるとピッチが合わないので、基盤の表面を削って半田付けすることにした。
とりあえず前回同様に分解してのセラミックコンデンサーの状態を見てみる。
次にミニルーターを使って基盤削る。
様子見的にちょこっと削ってみる。 すると銅がむき出しになった。 すぐそばに取り付ける予定のコンデンサーをおいてサイズを確認してみる。
いけそうかなと思ったので、赤線範囲ぐらいを削ることにした。
削った後は右側に予備半田を乗せておき、コンデンサーを当てた状態で半田の先で熱して仮固定。 そのあと、右を半田付け。 次に左を半田付けといった感じの手順で行った。
こんな感じでアルミ電解コンデンサーの半田付け完了。
実はこの写真は2度目に半田付けしたもの。 一度目は削り面積が小さかったため、うまく半田付けができていず、組み立てた後にMacを起動すると「ピー」のエラー音がなってかなり焦った。 2度目の半田でこの状態になった。
結果はというと、1日使って今のところGPUパニックはおきていない。 とりあえずは成功したという感じだが、何日か使ってみないとわからない。
ちなみに、半田付けが成功していても、初回の起動時はGPUを一つしか認識しない。 焦らずに再起動をしてシステム情報で確認してみましょう。
追記:ワザと負荷高めにするためにVirtualBoxやChromeとかを立ち上げて利用しているが、一ヶ月以上たって一度もGPUパニックは起こっていない。 いい感じ。 環境は主に10.11と10.8。 これは完全に治ったと言っていいかも。
gfxCardStatusを動かしながらブラウザでページを見ていると、スクロールするだけでチカチカとGPUの切り替え通知が出ることがある。 相当な頻度で切り替わることがあるのでこういうので壊れるのだろうか・・・。