以前Googleドキュメントといわれていたものが、今はGoogleドライブという名前になっている。 以前のイメージではWebアプリケーションのMS Officeのようなモノというイメージだったので、ドライブということは、「アプリケーションがクラウドに上がったのに続いて次のステップとして、それらがインストールされているストレージがクラウドに上がったといったことをイメージしているのだろうか。 そして、主要アプリケーションを次々とWebアプリケーションにしていくのか? (ということは、さらに次のステップとしてOSをクラウドサービスにしようということなのか・・・それがChrome OS?)
まあ、そういう事はさておきとりあえず「スプレッドシート」や「文書」を使ってみた。
かなり前に一度は「文書」(MS Wordのようなもの)を使ってみたことはあったが、日本語入力などがバグだらけだったため、「ふ〜ん」という程度の印象しかなかった。
その頃に比べるとかなり使えるようになっているという印象を持つ。
ただし、改行位置で文字変換などを行なうと表示が乱れる。 特にインデントした状態の行で行なうと、今何を入力しているのか分からないぐらい乱れる。 Chromeで作業していてもだ。 まだまだ、作り込みがたりないというイメージを持つ(詳しくないのだが、ブラウザでやることの限界なのだろうか?) Googleの特徴は気が早いというか、中途半端な作り込みのまま、次々と機能の追加や新しいサービスを始めてしまう事。 地に足がついていないというか、未来しか見ていないというか、やりたい事にたいしてどん欲というか・・・。
他にも、一般のユーザが使うには「どうなの?」と言いたくなるところはいっぱいある。
ネイティブアプリであればマウスドラッグで選択できるはずのないアプリケーションのGUI部分まで選択できてしまう。 これはブラウザアプリの宿命なのだろうか? これらが発生したときは詳しい人なら、「ああ、操作をミスった」と思うだけだが普通の人だったら、何が起こったのか理解できないと思う。 GUIの良いところの1つとして「できない事(やってはいけない事)はできなくしてある」というところ。 これがブラウザアプリでは今のところ実現できていないと思う。 エラーで無反応だとか、警告がでればいいとか、そういうことでは無く、できなくしておいて欲しい。
他にも文句はあるが、良いところもある。 複数の人で同じ書類を同時に操作できるところだ。 Dropboxなどで共有したファイルを複数の人が同時に開いてしまうと問題のあるファイルとなって複製が作られてしまうが、Googleドライブのブラウザアプリではそのようなことは起きない。 例えば、SafariとChromeの二つのブラウザを同時に起ち上げ両方のウインドウが見える状態で、同じ書類を開き片方で編集をしてみるとその様子が確認できる。 これは、状況によっては便利だ。 同時に複数の人が編集することで効率の良い作業ができるかどうかは分からない。 けど、エラーがでて複製が作成されどちらが本来必要な方か分からなくなるよりかはずいぶんといいと思う。 右の方にある「他の閲覧者」というところをクリックすればその人とチャットもできる。 でも、チャットの履歴が保存されない仕様なのはなぜ? 他の編集者への報告がここで出来ればいいと思うのだが・・・。
とりあえず言える事は、今のところは「色んな事を分かっている人が使えば、それなりに便利には使える」といった感じだ。 でも、どんどんと先に進んでいきたがるGoogleが色々と作り込んで一般的な多くの人が使いやすいと思うようなものに作り上げていくのかは少々疑問・・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿