よく紹介されているのはFinderで複数のファイル名を一気にリネームして連番をつけることができるというもの。 同じファイルタイプで数のあるファイルとなると思い当たるのは写真データとなるが、一般的なMacユーザはiPhotoを使うので写真のファイル名なんてまったく気にする必要がない。 そもそも、ここ最近の流れとしてAppleはファイルの存在を意識しなくても良くしようとしている。 でも、ちょっとステップアップしてMacを駆使して色んなことを効率良くやってみたいな〜と思う人はこのAppleScriptを利用するといいかもしれない。
ということで、個人的にはありそうなシチュエーションとAppleScriptを何個かじょじょに紹介しようと思う。
プログラミングでまず重要なことは「やりたいことを具体的に思い浮かべること」だと思う。 実現する方法を考えるのはその後の話・・・。
でも、まずはAppleScriptを実行するための準備が必要なので、その方法を説明すると・・・。
- ユーティリティフォルダの中の「AppleScriptエディタ.app」を起動し、「環境設定...」を開く。
- 「メニューバーにスクリプトメニューを表示」のチェックボックスをチェック。
- 「コンピュータスクリプトを表示」のチェックボックスのチェックをオフ。
- 「アプリケーションスクリプトの表示場所」は上を選んだ方が便利かも
これで、メニューバーの右に紙がペロンとカールしたような黒いアイコンが表示される。
3.に関しては、チェックを入れておけば元から用意されたサンプル的なスクリプトが利用できるのだけれども、英語だし特に便利と感じるようなものでもないので邪魔なので非表示でいいと思う。
4.は上の画像で「グラブ スクリプトフォルダを開く」とすることで~/Library/Scriptsの中に自動的に「Applications/グラブ」フォルダが作られる。 これはこのメニューを実行したときのアプリが何かで決まるので、このスクリーンショットを撮るときにグラブ.appを利用していただけということになる。 Finderのときにこのスクリプトメニューを表示すれば、「Finder スクリプトフォルダを開く」になる。
ここにFinderに関係するスクリプトを入れておけば他のアプリで作業している時はFinderに関係するスクリプトが表示されないので邪魔にならなくなる。
このスクリプトメニューはAppleScriptを実行するランチャーのようなもの。 このメニュー直下に表示されるものはライブラリフォルダ内の「Scripts」フォルダの中のファイルなので、自分で「AppleScriptエディタ.app」で作ったAppleScript書類はユーザ・スクリプト・フォルダに保存(場所は上の画像のように選べば開くことができる)して使いたいときにここから選択すれば実行されるというもの。 ちなみに、AppleScript書類以外も開くことができるので、スクリプトの勉強に使うメモ等も一緒に入れておくのもいいかもしれない。
追記:
Amazon.comでAppleScript関係の書籍を探してみると最近のものはほとんど無さそう。 私は周りにプログラミングをしている人がいなかったのでAppleScript Programming for Mac OS X ―Mac OS X v10.2対応で勉強し、我流で覚えました。
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