2013年6月27日木曜日

SONYのスマートウォッチを見て思うこと

ソニーがスマートウォッチの新製品を出した。
まあ、大体の人が想像するようなスマートウォッチっぽいものだ。
正直、それほど売れそうには見えない。 買うのは一部のガジェット好きの二十歳前後の男性にとどまりそうに思える。

意地悪な見方をすれば、AppleがiPhoneに絡めた製品を発表する前に「うちの方がこの分野では一歩も二歩も先に製品化して実績がある」と強調するために形にしてリリースしたようにも見えなくもない。


あらためて腕時計について考えてみる・・・。

腕時計をしなくなってからどれぐらい経つだろうか‥。
中学や高校の頃は腕時計をしていた。 たいして使う場面も無いのに電卓機能付きのタッチパネル式多機能腕時計を持っていたように思う。 二十歳過ぎぐらいには、一時期流行ったGショックももっていた。 しかし、携帯電話を持つようになったこと。 ベルト部分が汗で蒸れて痒くなること。 重いこと。 仕事上邪魔になること等があって完全に使わなくなってしまった。 (装飾品としても別に興味が無かった)

Appleも腕時計型デバイスに興味を示しているようだが、多分ソニーの分の見た目が違う程度のものは出してこないように思う。(そういう会社ではない)

というか、スペック表や搭載機能一覧のような状態で見比べれば同じようなものに見えるかもしれないが、製品のデザインの根底にある思想が違うはずだ。

Appleがどうせ出すのなら、スマートウォッチとしての真新しい機能というだけでなく、「腕時計」としての現代ライフスタイルと技術に見合った再発明を期待したい。 現在の腕時計には長らく話題になるほどの大きな技術・デザイン(見た目というだけではない)の変化は無かったと思う(多分)。

Appleは腕時計としてだけでも所有したい(身につけたい)と思える何かを見つけ出さない限りは発表しないのではないかとも思う。

さて、何か開発(デザイン)していることは間違いないだろうけどどんなモノが出てくるのだろうか。

一応、学生時代にインダストリアルデザインを勉強していた身としては興味津々だ。

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