スタイルを利用して、段落にレベルを設定しアウトライン状態にした文書に目次を作ってみる。
リボンの文書パーツタブの目次エリアにある「見出し1、見出し2、見出し3」のアイコンだ。※ 全く目次のアイコンに見えないが・・・
作成直後の状態。 できた目次には色々とギョ!と思うところがある。
このグレーの塗りはなに?
試しに「プリント...」を実行して、印刷ダイアログの左下にあるPDFポップアップメニューで「プレビューでPDFを開く」を実行してみるとこのグレーでは印刷されないことが分かる。
※ 時々、何故かグレーでなくなるときがある。 そして、グレーに戻す方法もよく分からない。 なぜ?挙動的には差がないように感じるが・・・。 今のところよく分からない。
目次が見出し番号が1になっている
「目次」の部分にIビームカーソルを置いて、スタイルウインドウを見てみると目次の見出しスタイルとなっている。 で、スタイルの変更...からプロパティを見てみると基準にするスタイルが「見出し1」と自動でなっていた。 このため、第一章タイトルが2となり、目次に1という数字が割り当てられていると思われる。 なので、ここを標準スタイルを基準にするように設定する。 すると「目次」の前の1がとれ、第一章タイトルの前の数字が1に変化するのだが、目次自体の番号はまだ変化しない。 これは、目次自体のテーブルの更新という操作を自分でしなければいけないからだ。 更新の方法は、目次の中にIビームカーソルを置いたときに薄い青線で囲われる上部にでてくる「目次」という文字横の下向きの三角をクリックするか、リボンの文書パーツタブの目次エリアの「更新」ボタンを押すことだ。 出てくるダイアログは同じものだ。
以降、書類の変更を行なった結果は目次自体にはリアルタイムに反映されるわけではないので忘れずに更新作業を行なう必要がある。 もしくは、最後の最後に目次を付ける作業をするかのどちらかだ。 ※ リアルタイムで更新してくれたらいいのに・・・。 何か不都合でも発生するのだろうか・・・。
文字の大きさやボールド(太文字)になっているのを変更したい。
これはスタイルの編集で変更できそうだが、スタイルウインドウではやらない方が良さそうだ。 目次内の「第一章タイトル」のところにIビームを置くとスタイルウインドウで現在目次1スタイルが適用されていることが分かる。 しかし、そこでそのスタイルをクリックして適用すると、リーダー(…の部分)が消えてしまう。 更に、スタイルウインドウの「すべて選択」ボタンをクリックすると、目次全体が選択状態になる。 この状態をどう理解するべきなのかは分からない。
ということで、メニューバーの挿入から「索引と目次...」を選択するか、リボンの目次エリアの「オプション」ボタンをクリックする。
※ 出てくるウインドウはウインドウタイトルが前者の場合「索引と目次」、後者の場合「目次」となっているだけで同じものに見える・・・。 違いがあるのかな?
ここで「変更...」ボタンを押す。 すると「文字/段落スタイルの設定」というウインドウが開く。
すると見慣れた「スタイルの変更」ウインドウが出てくるので、ここで好みの状態に編集する。
※ 気付いたのだが、「スタイルの変更」ウインドウでフォントサイズを変更した直後は何も変化がおきないのに、ボールド(B)をクリックしたときはバックで見えている書類の目次のスタイルがリアルタイムで変化するのが確認できる。 先にフォントサイズを変更していれば、その変化も見ることが出来る。 フォントの種類だけを変更しても後では変化していない。 何故、こういう仕様?
今回の書類では目次1〜3しか使っていないのでここまでだけを好みの状態に変更しておく。
最後に、「索引と目次」ウインドウを「OK」ボタンを押して閉じると、「既存の目次を置き換えますか?」と聞いてくるので「はい」のボタンを押す。
これで一応見た目はだいぶ整った。
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