2014年2月16日日曜日

Word for Mac 2011 両端揃えと左揃えの違い

Wordでは段落の両端揃えが最も一般的な配置とされている。
「そうなのか? 左揃えではないのか?」と言いたいところだが、ヘルプにはそう書いている。

ということで、「両端揃え」と「左揃え」とはどういうことなのか、その動作の違いを調べてみた。

結果を簡潔に言うと、英文では変化が大きく見えるが、日本語では余り目立たない


ヘルプに「各行の両端が左右の余白に揃うように、単語間にスペースが挿入されます。」とある

「各行の両端」・・・左インデントと右インデントの間、つまり折り返しの範囲
「単語間」・・・・英単語の間の半角スペース
「スペースが挿入」・・・半角スペースのサイズが変化する

とイメージすればいいと思う。

ようは、英単語のスペルの途中で折り返さないように半角スペースの見た目上の大きさをWordが自動で調整しているということみたいだ。

じゃあ、日本語の場合はどうかというと・・・

プロポーショナルフォント(文字の幅が一定でないフォント)を利用しているときに、右端の折り返し位置が一定にならないので、右端が揃うように1行の中で文字間の隙間を調整しているということみたいだ。 
※ まさか、右端を無理やり揃えるために1文字の中間で真っ二つになるはずはない。


まあ、プロポーショナルフォントを使って見た目を気にした文章を作っているのに、右の折り返し部分がガタガタだと確かに美しくない。

そう考えれば、ワープロで「両端揃えが一般的な配置」というのは理解できる。

でも、この設定の影響で行内に巨大な文字として扱われるような画像を配置すると思わぬレイアウトの崩れが発生してパニックになる人も多いはず。 やや気配りが足りない感じはする。

まあとりあえず、両端揃えのヘルプの説明が分かりにくいということは間違いない。

0 件のコメント:

コメントを投稿