2013年8月2日金曜日

FileMaker Bento9月30日で提供終了だそうだ


やっぱりね。 というか仕方がないって感じ。

セキュリティの都合上、BentoからOSの「連絡先」や「カレンダー」や「リマインダー」のデータベースへのアクセスに制限がかかる仕様に変更になってからは存在意義が薄れていたから仕方がないのかも。

それさえ許されていれば、iCloudでの同期も許されていれば・・・・。
便利でお手軽だったんだけど、Apple100%出資の会社とはいえ特別扱いはできないだろうからこうなるしかなかったか。

仕事で使うのであればFileMakerのデータベースでグループウェア的なものを構築した方がいいのは間違いない。

FileMakerデータベースのインターフェイスから電話をかけることもできるのだから、OS付属の自由度の少ない連絡先アプリを利用しなくても、UIなど色々なことに配慮したアプリケーションを構築できるはず。 でも、個人で構築するのは面倒くさい人が大半。

用意されているテンプレートを利用すれば比較的簡単に利用できるんだけど、いざカスタマイズしていこうと思うと、それ相応の知識・テクニックが必要になる。

人が作ったものに手を加えていくより、必要な機能だけを順番に追加していく作り方の方が楽なんだけどね・・・・。

2013年7月22日月曜日

非力なMac miniをMountain Lionにして分かったこと

Mac miniをMountain LionにしてCPUに負荷をかけている意外なものに気がついた。

キーチェーン.appを起ち上げ新規秘密メモを作成し、保存シート(保存ダイアログ)を出した状態で放置していると、他のアプリケーションに切り替えていてもCPUの使用率が上がったままになっている。

試しに、テキストエディット.appで保存シートを出してみたが、特にCPU使用率は上がらない。

キーチェーンの保存シートを出しっぱなしで、他のユーザに切り替えても負荷は大きくなったままだった。

低スペックなMacでMountain Lionをなんとなく使っている場合は、ちょっと気をつけた方が良いかもしれない。

あと、Finderのカラム表示などで動画ファイルを選択したままのウインドウがあっても負荷が大きい気がする。 プレビューで再生する準備状態になっているのだろうか・・・。

2013年6月27日木曜日

SONYのスマートウォッチを見て思うこと

ソニーがスマートウォッチの新製品を出した。
まあ、大体の人が想像するようなスマートウォッチっぽいものだ。
正直、それほど売れそうには見えない。 買うのは一部のガジェット好きの二十歳前後の男性にとどまりそうに思える。

意地悪な見方をすれば、AppleがiPhoneに絡めた製品を発表する前に「うちの方がこの分野では一歩も二歩も先に製品化して実績がある」と強調するために形にしてリリースしたようにも見えなくもない。


あらためて腕時計について考えてみる・・・。

腕時計をしなくなってからどれぐらい経つだろうか‥。
中学や高校の頃は腕時計をしていた。 たいして使う場面も無いのに電卓機能付きのタッチパネル式多機能腕時計を持っていたように思う。 二十歳過ぎぐらいには、一時期流行ったGショックももっていた。 しかし、携帯電話を持つようになったこと。 ベルト部分が汗で蒸れて痒くなること。 重いこと。 仕事上邪魔になること等があって完全に使わなくなってしまった。 (装飾品としても別に興味が無かった)

Appleも腕時計型デバイスに興味を示しているようだが、多分ソニーの分の見た目が違う程度のものは出してこないように思う。(そういう会社ではない)

というか、スペック表や搭載機能一覧のような状態で見比べれば同じようなものに見えるかもしれないが、製品のデザインの根底にある思想が違うはずだ。

Appleがどうせ出すのなら、スマートウォッチとしての真新しい機能というだけでなく、「腕時計」としての現代ライフスタイルと技術に見合った再発明を期待したい。 現在の腕時計には長らく話題になるほどの大きな技術・デザイン(見た目というだけではない)の変化は無かったと思う(多分)。

Appleは腕時計としてだけでも所有したい(身につけたい)と思える何かを見つけ出さない限りは発表しないのではないかとも思う。

さて、何か開発(デザイン)していることは間違いないだろうけどどんなモノが出てくるのだろうか。

一応、学生時代にインダストリアルデザインを勉強していた身としては興味津々だ。

2013年6月17日月曜日

今ごろになって一応Mountain Lionを確保しておく。

WWDC2013で10.9Mavericksが発表になった。 

だけど、今使っている環境は10.7Lion。

これは使っているアプリケーションがLionまでしか対応していないものがあと1つ残っているからだ。

さほど使用頻度が高いものではないので、Mountain Lionに移行してもいいかと思っているが、Lionにそれほど不満もなかったので踏みとどまっていた。

で、案の定10.9が発表されたのだけど、このまま放っておくとMacApp Storeで10.8が購入できなくなる。

場合によっては、おいそれとアップグレード出来ないような高価なアプリケーションが10.9で動かなくなる可能性もでてくるので、確実に動くことが確認できている10.8を確保しておくことにした。

アプリの価格に為替レートの影響がでだしたりしたら、たいした額でなくても悔しいし。

でも、Mavericksにはちょっと期待。

特にうれしいのは、マルチディスプレイの機能強化とiCloud keychain。

今、使っているアプリケーションが動いてくれれば言うこと無し。

******** 追記 *********

Mac mini Early2009(MB463J/A)  メモリ4GB HDD750GBに交換済み にインストールしてみた。

部分的にハードウェアをアップグレードしているが、多分サポートされている最低スペックのMacだと思う。

一言でいうと遅い。(Spotlight索引作成後でも)

ただ、システム環境設定の通知で全部OFFにしたら使えなくはないといった感じにはなった。

Lionと比べても、あまりメリットを感じない。
セキュリティアップデートが出ている限りはLionのままでも良かったかもしれない。

Mac miniのパワーアップも後はSSDに変更するぐらいしかできないので、それをすれば印象は随分変わるかもしれない。

それと、やっぱりMountain LionのマルチディスプレイはLionと同じで中途半端だ。
MavericksはこのMac miniをサポートしてくれるのだろうか・・・。(多分無理だろうな)

2013年5月11日土曜日

FileMaker ProでGmailの管理ができるか・・・

FileMaker ProにはWebビューア機能がある。
これはレイアウト上にブラウザの窓のようなものを追加する機能だ。

ならば、ここにGmailを表示したらどうなるかと考えた。

Gmailというかメールでやり取りをしているときに、メールの返信を利用してタイトルとまったく関係ない内容のものが送られてくることがある。 また、複数のまったく関係ない用件を1つのメールに書き込む人もいる。 他にも、同じ案件に関係するメールであるのに案件名に一貫性がないということもある。

こういうメールのやり取りを行なっていると、結構メールの管理や検索で苦労することになる。 Gmail上でラベルを作り、手動で割り当てながら管理すればいいのかもしれないが、ラベルが増えすぎても結局はメールを見つけることが難しくなってしまう。

業界や社内でしか通用しない用語などを利用している場合、Gmailの検索では思ったように検索にヒットしないこともあり、何か良い管理方法はないかということでFileMaker Proで管理ということを思いついたと言うわけだ。

Gmailの個別のメールをブラウザで開いてみると、URLの末尾にIDのような文字列があることが分かる。 このIDを記録しておけば、そのメールをアーカイブしてもすべてのメールのなかからこのメールを見つけることができると言うわけだ。

ということで、FileMaker ProのWebビューアにGmailのURLを指定して開いてみる。

結果からいうと、FileMaker Pro 11ではモバイル版のGmailのURLしかうまくいかなかった。
デスクトップ版のURLでは読み込みが何故か完了しない。

ちなみにGoogleカレンダーの場合はモバイル版ではうまくいかず、デスクトップ版でないと読み込みが完了しなかった。

読み込みが完了していないと、Webビューア上で表示されているページのURLをFileMakerのスクリプトを利用して取得することができないことが分かった。うまく動作させるには少しコツがいりそうだ。

----------- 追記 ---------------

方法としては、Webビューアを配置し、「インスペクタパレット」の「位置」タブの名前の部分に「view1」と名前をつける。

その「view1」でモバイル版のGmailを開き取得したいメールを表示する。

読み込みが完了した状態で、スクリプトステップで「view1」に表示さてているページのURLを任意のフィールドに「計算結果を挿入」を実行する。

「計算結果を挿入」スクリプトステップの「計算式の指定」には

GetLayoutObjectAttribute ("view1"; "source")

を入力する。

このGetLayoutObjectAttributeはGetが付いているので取得関数かと思いきや、論理関数となっているのでヘルプで調べるときは論理関数の部分を探してみよう。

ちなみに、このGetLayoutObjectAttribute関数はsourceを指定するとURL、contentを指定するとHTMLのソースを取得できる。


URLを文字列としてフィールドに入力することができれば、後は他の関数を利用して自由に加工すればいいということになる。