AppleがBlue-ray搭載Macをいつまでも出さずに、光学ドライブが必要ない状況を作ろうとしていたころから先の無い事は分かっていたiDVD。 たしかに利用頻度は低い。 年に数回しか起動しないので細かい操作方法もなかなか覚えることができないでいた。 何か動画を編集しても、MPEG4で書き出すかiMovieから直接YouTubeにアップロードしてしまう。 YouTubeの公開設定など、その辺のことを理解できている人の間であれば動画の受け渡しをDVDでしようと思う事もないとも思う。
でも、やっぱりまだDVDビデオライティングが必要なこともある。
ネットやPCやタブレットなどを使わないおじいちゃんおばあちゃんはまだまだ多い。 そういう人たちに孫の映像を見せるとなるとDVDビデオやBlue-rayビデオである必要がある。
また、十数人に映像を配る場合にも問題になる。 各家庭にパソコンで「YouTubeが見れるかどうか」「Blue-rayプレイヤーを持っているかどうか」を一々聞く事が出来ない(聞き難い)場合、DVDビデオであれば見れるであろうと思う事が出来る。
ということで、LionやMountain LionでiDVDが動くかということが気になって試してみたら、どうやら問題なさそうだ。 iDVDのアプリケーション本体と /Library/Application SupportにiDVDというフォルダがあり、その中Themesさえ入っていれば動作する。
2013/03/14追記:****************
久々になんとなく/Library/Application Support/iDVDの中を見てみるとThemesではなくて、Installed Themes になっていた。 あれ? 上のスクリーンショットでは確かにThemesなのに・・・。 ためしに、iDVDを終了した状態で/Library/Application Support/iDVDフォルダごと適当な場所に移動させたあとiDVDを起動してみると自動的に/Library/Application Support/iDVD/Installed Themes/iDVD 6が作られ、.theme拡張子がついたファイルが入っていた。
もし、iDVDがとつぜんテーマが見つからないという理由で起動できなくなるようなことがあれば、iDVDをちゃんと終了させた後に/Library/Application Support/iDVDフォルダを何処かに移動させ、ディスクユーティリティ.appでアクセス権の修復をしてみるといいかも。
その後にiDVDを起動させてApplication Supportフォルダ内にiDVDフォルダが作られていればこれでOK・・・なのかもしれない。
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iMovieから共有経由でiDVDに動画を受け渡して書き込むこともできている。
問題はiDVDで作った映像がどうにも汚いということ。
ネットで調べているとiMovieの共有から「iDVD...」で作成するよりも、共有から「ムービーを書き出す...」で1280×780で書出し、後からiDVDで作成した方が画質がよいとあった。
実際に試してみると、確かに「ムービーを書き出す...」で作成したあとにDVDに書き込んだ方が映像的にキレイに見える。
この違いは何処に?と思うが、それぞれの方法で作成したDVDをMacOSのDVDプレイヤーで再生してみると、共有からiDVDで作成した方は一瞬アスペクト比が4:3で表示され、その後に16:9に変わるという動作をしていた。 多分、この辺に映像が荒くなる理由があるように思う。
まあ結論としては、これからは「ムービーを書き出す...」から手動でiDVDに受け渡すというようにしようと思う。
2012年12月27日木曜日
2012年12月20日木曜日
iPhoneとのGmail連絡先のCardDAV同期を調べた
とりあえず、昔からのGmailユーザなので今回のGoogle Apps for Businessユーザ以外のGoogle Sync廃止(Microsoft Exchangeでの同期機能)の影響はないのだが、先々どうなるか分からないのでCardDAVでの同期の事を少し詳しく調べてみた。
調べた結果は、ほぼブラウザ上のGmail連絡先で入力したままのラベルでiOS6のiPhoneの連絡先に表示されている。
葉書の宛名で言えば連名に相当する部分の「関係」の項目ではGmail上では「上司」である部分がiPhoneの連絡先では「マネージャ」のラベルで表示されている程度の違いみたい。
気になったのは、iPhone上で連絡先情報の編集を行なっても、Gmailの連絡先情報の更新がすぐさま行われない事。
iPhoneで編集を行い、完了ボタンを押して編集モードを抜け出るとネットワークに接続してデータを更新しているクルクルまわるアイコンが画面トップに表示されるのだがMacのブラウザで開いている同じGmail連絡先の情報はいっこうに更新される気配がない。 ブラウザでリロードを行なっても更新はされないし、10分程度ほうっておいても変化なし。
さて、いったいどのタイミングで更新されるのだろうか?
****** 追記 ******
最近(2013/1) ちょっと試すと更新がかなり早く行われるようになったみたい。
調べた結果は、ほぼブラウザ上のGmail連絡先で入力したままのラベルでiOS6のiPhoneの連絡先に表示されている。
葉書の宛名で言えば連名に相当する部分の「関係」の項目ではGmail上では「上司」である部分がiPhoneの連絡先では「マネージャ」のラベルで表示されている程度の違いみたい。
気になったのは、iPhone上で連絡先情報の編集を行なっても、Gmailの連絡先情報の更新がすぐさま行われない事。
iPhoneで編集を行い、完了ボタンを押して編集モードを抜け出るとネットワークに接続してデータを更新しているクルクルまわるアイコンが画面トップに表示されるのだがMacのブラウザで開いている同じGmail連絡先の情報はいっこうに更新される気配がない。 ブラウザでリロードを行なっても更新はされないし、10分程度ほうっておいても変化なし。
さて、いったいどのタイミングで更新されるのだろうか?
****** 追記 ******
最近(2013/1) ちょっと試すと更新がかなり早く行われるようになったみたい。
2012年12月11日火曜日
iPhotoにフォトストリームが出てこない
iPhotoの環境設定やシステム環境設定のiCloudパネルでちゃんとフォトストリームがオンになっているのにiPhotoの左側リストにフォトストリームが出てきていない状態になっていた。
フォトストリームのオンオフを行なってもリストに出てこない。
こういう時の問題解決方法はまず、Macに他のユーザでログインしてみる。 そしてiPhotoの状態を確認し、ちゃんとリストにフォトストリームの項目が出ていれば、普段のログインアカウント内の問題だと分かる。
で、とりあえずやってみることは、アプリケーションの初期設定ファイルを削除して新たに自動生成してもらうこと。
まずは、iPhotoを終了。
iPhotoの初期設定ファイルの場所はFinderでメニューバーの「移動」をoption(alt)キーを押した状態でクリック。 すると普段表示されていない「ライブラリ」が選択できるので選択。
フォトストリームのオンオフを行なってもリストに出てこない。
こういう時の問題解決方法はまず、Macに他のユーザでログインしてみる。 そしてiPhotoの状態を確認し、ちゃんとリストにフォトストリームの項目が出ていれば、普段のログインアカウント内の問題だと分かる。
で、とりあえずやってみることは、アプリケーションの初期設定ファイルを削除して新たに自動生成してもらうこと。
まずは、iPhotoを終了。
iPhotoの初期設定ファイルの場所はFinderでメニューバーの「移動」をoption(alt)キーを押した状態でクリック。 すると普段表示されていない「ライブラリ」が選択できるので選択。
その中のPreferencesフォルダにある「com.apple.iPhoto.plist」 ファイルをとりあえずデスクトップへ移動。
その状態でiPhotoを起動してみる。 するとフォトストリームの項目がちゃんと表示されていた。
どのタイミングでフォトストリームが表示されなくなったのかは謎だがとりあえずこれで問題解決。
デスクトップに逃がしておいた初期設定ファイルはいらないのでゴミ箱行きでOK。
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ちなみに
Finderの移動にある「フォルダへ移動...」で移動する場合は、ダイアログに
「/Users/ユーザ名/Library/Preferences/com.apple.iPhoto.plist」を入力。
ただし、ユーザ名の部分は自分のホームフォルダの名前を入力すること。
2012年12月5日水曜日
TimeMachineのHDDを引き継ぐ
新たにフルバックアップを行なわずにTimeMachineのHDDを引き継ぐ方法が雑誌に書いていたので実行してみた。 また何時か同じことをしないといけなくなると思うので記録しておく。
Time Machineはフルバックアップをとったあと、変化分を追記するようにして外付けHDD
に書き込んでいく。 Time Machineに割り当てたHDDの容量が圧迫されると古いものから順に消して新しいものを書き込んでいくのだが、バックアップをする「現在の状態」を残そうとしたときに古いものを消しても容量が足らなくなると「バックアップに失敗しました」ということになる。 つまり、フルバックアップが出来ないサイズのHDDだとTime Machineに設定することが出来ない。(当然だけど)
※ 現在の起動ボリュームで使用している容量以上のハードディスクであればMac内蔵HDDよりも小さい容量のHDDでもタイムマシーンに設定することは可能。
普通なら初めに内蔵HDDよりも容量の大きい外付けHDDをTime Machineに割り当てていればいいだけで問題にはならないのだが、内蔵HDDの方が容量が大きく、使用領域がTime Machinに割り当てたHDDを超えたときにどうするか考えなければならない。
つまり、内蔵HDDの入れ替えをして容量を大きくしたときに何時かは問題が発生する可能性が高いということになる。
うちの場合、Mac miniに元々内蔵されていたHDDの容量が120GBだったので、Time Machine用HDDに500GBを当てていたが、その後に内蔵HDDを750GBに載せ換えたので容量の逆転がおきてしまった。 ファイルの少ないうちは問題は発生しないのだが内蔵HDDの使用領域がTime Machine HDDの容量を超えると問題が発生してしまうことになる。 で、実際に問題が発生する時がきてしまった。
この状態だと当然、数日前の古い状態は全部消されている。
前回にバックアップに成功したその時の状態があるだけということになるので、あきらめて新たに大きな容量のHDDを用意して新しくフルバックアップをすれば、また新たにTime Machineを利用できるのだが、この場合は過去の履歴は利用できない。
一回分だけの違いだが前回の状態を活かしたいとなると・・・。(本来ならもっと早い段階で対処しておく方が昔のファイルを探すことができるのだが)
そこで、tmutilコマンドを利用してみることにした。
1.まず、システム環境設定でTime Machineパネルのスイッチを「切」にする。
2.ディスクユーティリティを起動し、復元機能を利用してTime Machineで利用していたボリュームの内容を新しい容量の大きいボリュームにコピーする。
※ この作業にはかなり時間がかかる700GB程度だったら24時間程度はかかった。
3.復元が終わると全く同じ名前のディスク名のパーティションができる。 後のTerminal作業でややこしいので、ディスクユーティリティを見て古い方のパーティション選択し、ツールバーにあるマウント解除を実行しておく。(取り出すではなく、マウント解除の方)
4.次に、ユーティリティの中にあるターミナル(Terminal.app)を起動
sudo tmutil inheritbackup /Volumes/***/Backups.backupdb/コンピュータ名
***の部分は移動させた先のボリューム名
このときのコンピュータ名はTerminal.appウインドウに表示されているログインユーザ名の前にある部分(watasi-no-Mac-miniとか)を入れる。
※ sudoがあるのでコマンドラインでパスワードの入力を求められるから、ログインのときに入力している管理者パスワードを入力する。
5.システム環境設定のTime Machineパネルで移動先のTime Machine用ボリュームを選択する。
6.Time Machineパネルのスイッチを「入」にする
7.最後に、Time Machineに入って過去にさかのぼれるか確認する。
8.ディスクユーティリティを利用して以前にTime Machineに設定していたパーティションを消去しておく。
これで、Time Machineでバックアップしていた内容を引き継ぐことができた。
※ OSX Lion 10.8で実際に行って完了できた。
追記:ディスクユーティリティのフォーマットせずにパーティションを拡大する場合の制限についてのメモはこちら。
Time Machineはフルバックアップをとったあと、変化分を追記するようにして外付けHDD
に書き込んでいく。 Time Machineに割り当てたHDDの容量が圧迫されると古いものから順に消して新しいものを書き込んでいくのだが、バックアップをする「現在の状態」を残そうとしたときに古いものを消しても容量が足らなくなると「バックアップに失敗しました」ということになる。 つまり、フルバックアップが出来ないサイズのHDDだとTime Machineに設定することが出来ない。(当然だけど)
※ 現在の起動ボリュームで使用している容量以上のハードディスクであればMac内蔵HDDよりも小さい容量のHDDでもタイムマシーンに設定することは可能。
普通なら初めに内蔵HDDよりも容量の大きい外付けHDDをTime Machineに割り当てていればいいだけで問題にはならないのだが、内蔵HDDの方が容量が大きく、使用領域がTime Machinに割り当てたHDDを超えたときにどうするか考えなければならない。
つまり、内蔵HDDの入れ替えをして容量を大きくしたときに何時かは問題が発生する可能性が高いということになる。
うちの場合、Mac miniに元々内蔵されていたHDDの容量が120GBだったので、Time Machine用HDDに500GBを当てていたが、その後に内蔵HDDを750GBに載せ換えたので容量の逆転がおきてしまった。 ファイルの少ないうちは問題は発生しないのだが内蔵HDDの使用領域がTime Machine HDDの容量を超えると問題が発生してしまうことになる。 で、実際に問題が発生する時がきてしまった。
この状態だと当然、数日前の古い状態は全部消されている。
前回にバックアップに成功したその時の状態があるだけということになるので、あきらめて新たに大きな容量のHDDを用意して新しくフルバックアップをすれば、また新たにTime Machineを利用できるのだが、この場合は過去の履歴は利用できない。
一回分だけの違いだが前回の状態を活かしたいとなると・・・。(本来ならもっと早い段階で対処しておく方が昔のファイルを探すことができるのだが)
そこで、tmutilコマンドを利用してみることにした。
1.まず、システム環境設定でTime Machineパネルのスイッチを「切」にする。
2.ディスクユーティリティを起動し、復元機能を利用してTime Machineで利用していたボリュームの内容を新しい容量の大きいボリュームにコピーする。
※ この作業にはかなり時間がかかる700GB程度だったら24時間程度はかかった。
3.復元が終わると全く同じ名前のディスク名のパーティションができる。 後のTerminal作業でややこしいので、ディスクユーティリティを見て古い方のパーティション選択し、ツールバーにあるマウント解除を実行しておく。(取り出すではなく、マウント解除の方)
4.次に、ユーティリティの中にあるターミナル(Terminal.app)を起動
sudo tmutil inheritbackup /Volumes/***/Backups.backupdb/コンピュータ名
***の部分は移動させた先のボリューム名
このときのコンピュータ名はTerminal.appウインドウに表示されているログインユーザ名の前にある部分(watasi-no-Mac-miniとか)を入れる。
※ sudoがあるのでコマンドラインでパスワードの入力を求められるから、ログインのときに入力している管理者パスワードを入力する。
5.システム環境設定のTime Machineパネルで移動先のTime Machine用ボリュームを選択する。
6.Time Machineパネルのスイッチを「入」にする
7.最後に、Time Machineに入って過去にさかのぼれるか確認する。
8.ディスクユーティリティを利用して以前にTime Machineに設定していたパーティションを消去しておく。
これで、Time Machineでバックアップしていた内容を引き継ぐことができた。
※ OSX Lion 10.8で実際に行って完了できた。
追記:ディスクユーティリティのフォーマットせずにパーティションを拡大する場合の制限についてのメモはこちら。
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