メニューバーの「ファイル」→「管理」→「セキュリティ...」→アカウントタブで
デフォルトで用意されている「Admin」アカウントを選択して編集ボタンを押す。
出てきたウインドウのアカウント名の入力欄を「Admin」から変更する。
このとき何を入れたら・・ということになるが、このアカウントに対するパスワードはMacOSで開く場合はキーチェーン.appに保存することができるのでそれを考慮して登録しておくと後で楽ができる。
なので、ここで入力するアカウント名にはシステム環境設定の「ユーザとグループ」ペインにある現在Macにログインしているアカウントのフルネームを入れておくといい。
そうすることで、次にこのデータベースファイルを開いたときに出てくるパスワードを求めるウインドウでアカウント名の入力を省略することができる。 そして、このときにキーチェーンに登録もできる。
それと注意することは、このアカウント名が自分の「姓 名」である場合、姓と名の間にあるスペースは半角スペースになっていた方が良い。 これは、iOSのFileMaker Goで開きアカウント名を入力するときにiOSでは全角スペースを入力することができないためだ。
アカウント名とパスワードの設定が終わったら「OK」を押す。 で、セキュリティの管理ウインドウを「OK」を押して閉じると完全アクセスアカウントとパスワードを聞いてくるので先ほど「Admin」から変更した自分のアカウント名を入力し、パスワードも入れる。
これでデータベースファイルの完全アクセスアカウントの設定は終了。
一度、このデータベースファイルを閉じて、再度開いてみる。
※ 少し注意しないといけないことは、ファイルを閉じたつもりがリレーションをしている別ファイルがまだ開いて、ちゃんとファイルを閉じていない場合がある。 この場合は、このファイルを開いてもキーチェーンに保存するか聞いてくるダイアログは出てこない。 ちゃんと閉じているかよく分からないときは、FileMaker自体を一度終了させれば確実だ。
すると、アカウント・パスワードを設定しているファイルなので開いたときにこれらを聞いてくる。
ここで、アカウント名は先ほど設定したMacのログインアカウントのフルネームと同じものが自動で入力されているのでパスワードを入力する。 「このパスワードをキーチェンに保存する」のチェックボックスをチェックしておくと次からこのデータベースファイルを開いたときに、これらの入力を省略することができるので便利。
ちなみに、キーチェン.appを開いて先ほど保存したものを確認してみると種類はアプリケーションパスワードとなっていて、、名前は<不明>となっている。
これでは何のパスワードかさっぱり分からないので、名前をデータベースファイルの名前と同じ(名称未設定.fp7)にしておいても問題なく機能するので変更した方が良い。
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