2013年8月27日火曜日

Word for Mac 2011のテーマをカスタマイズ

ペラ1枚の書類を作るだけならテーマもスタイルもどうでもいいのかもしれないが、表紙+目次+章・節・項・本文といった数ページにわたる書類を作り、見た目に気を配りたい場合は必要な機能がある。 テーマとスタイルだ。

テーマはフォントと文字色のプリセットだ。 Officeに元々用意されているものの他に自分でカスタマイズしたものを保存することもできる。

保存できる内容はメニューバーの書式→フォント...(⌘+D)ダイアログにある「日本語用のフォント:」の入力フィールドにある「フォント名 (テーマの本文のフォント - 日本)」「フォント名 (テーマの見出しのフォント - 日本)」を設定できることと、文字色のカラーパレットのようだ。(今のところここまでしか確認していない)

英数字用の(テーマの本文のフォント)は自分で選ぶことはできない?ようだ。日本語フォント設定した時点で自動的に(勝手に)設定される。

テーマの設定のやり方も特殊。 ※ というか、かなり違和感がある

まず、書類ウインドウ左下でデザインレイアウト表示に切り替える(メニューバーの表示→デザインレイアウトでも同じ)



次に右上のリボンにあるテーマのAaボタンを押して任意の日本語フォントに変更。

このポップアップでフォント名が大きくなっている方がテーマの見出しのフォントで下側がテーマの本文のフォントということのようだ。

ざっと下までスクロールしていくと見出しと本文が同じMSゴシックというのもある。
※ 一番下から2番目のメイリオ+メイリオが伝統となっているのが分けが分からん

例えばヒラギノ角ゴProW3に変更した後に、書式...(⌘+D)をすると、英数字用のフォントがCenturyからCorbelに変更されている。

これが気にくわない場合はその都度英数字用のフォントを設定するか、既定値を変更して日本語用と同じフォントにしておくしかない(かも)

テーマの色もフォントと同じようにデザインレイアウトのリボンで行なう。
色はセットになっていて、そのどれを選ぶかしかないようだ(個別に選ぶことはできない?)

フォントと色セットを変更したら、カスタマイズしたテーマを名前を付けて保存する。
ここで保存をすると現在Macにログインしているホームフォルダのライブラリにあるホームフォルダ内のライブラリ(通常不可視フォルダ)→Application Support→Microsoft→Office→ユーザーテンプレート→個人用テーマ内に作成される。

テーマファイルの削除はWord内からは行なえそうにない(たぶん)。 Wordを終了した後にFinderで削除するしかなさそうだ。
(参考:Microsoftのサポートページへのリンク


テーマでフォントを変更することによるメリットは、各スタイルで個別にフォントを変更する必要がなくなること。

デフォルトではスタイルにはテーマの本文のフォントが設定されているため、テーマ自体のフォントを変更すれば自動的ににすべてのテーマのフォントが変更されるということだ。

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