2013年8月28日水曜日

Word for Mac 2011 見出しにアウトライン番号をつける

デフォルトで用意されている見出しスタイルには元々レベル設定が行われている。
章・節・項に見出し1〜3を設定すれば、アウトライン表示(下のスクリーンショット)にしたときに階層構造になって見えるということだ。

※ ちなみに表題スタイルにもレベル1・副題スタイルにもレベル2が設定されている


アウトライン構造にすることのメリットに目次を作るのが楽になるというところがある。
後々、楽をするためにしっかりと理解しておいた方がいい。

デフォルトの見出し1では、特に 1. や (1) などの番号は割り振られてはいない。

ということで、

1. 見出し1
 1-1. 見出し2
  1-1-1. 見出し3

という番号を自動的に降らせるための設定をしてみる。

この設定をするのは、「箇条書きと段落番号」というダイアログウインドウで行なうのだが、ここへのアクセスにはクセがある。


  1. メニューバーの書式から「箇条書きと段落番号...」を選ぶという方法。
  2. スタイルウインドウの見出し1の「スタイル変更...」のウインドウ左下のプルダウンメニューから「箇条書きと段落番号...」を選ぶという方法。 

どちらも同じようなウインドウが開くが、少し違いがある。
メニューから呼びだした場合
スタイル変更から呼びだした場合

内容が少し違うことと、この設定を反映させる対象が違う場合があるということ。

例えば、メニューで呼びだす場合は、Iビームのある段落にたいしての「箇条書きと段落番号」となり、スタイルウインドウの個別スタイルからスタイル変更でおこなった場合の「箇条書きと段落番号」のウインドウは書類のどの段落にIビームがあっても関係ないという動作になるようだ。

正直紛らわしい。 どうせならスタイルウインドウから変更する場合の見た目は違いがハッキリとした見た目にしておくべきだと思う。

Iビームはあまり存在感がなく入力位置の基点程度の認識だったが、WordではIビームがあるだけで、その段落が選択されていると考えなければいけような操作がチラホラあるように思う。 一貫性に疑問を持つ・・・。

見出し1の先頭に番号を付けようと考えている場合は、素直にスタイルウインドウから行なうようにした方がよさそうだ。

ということで、見出し1のスタイルを変更してみる。

今回、1-1-1. という形の番号を割り当てたいので、それに最も近いのを選択する。
で、変更ボタンを押す。

出てきた、アウトライン番号の書式設定ウインドウの左下のボタンをクリックし、設定項目が表示されるようにする(何で標準では隠しているのだろうか・・・)

レベル1のところが選択されているので、レベルと対応づける見出しスタイルのフィールドで「見出し1」を選択する。 ついでに番号に続く空白の扱いを「タブ文字」にして数字の後に少し空間を作ることにする。 同じ要領で同じウインドウの左上のレベルで2を選び「見出し2」の設定、「見出し3」の設定をする。 ※ 見出し?番までするかはその書類でどこまでの階層を作るかで決めればいいと思う。



これが、設定を適用した結果。
見出し3の 1-1-1 の段落の左がガンと右にズレているのは多分、番号に続く空白の扱いを「タブ文字」にしたことで2番目のタブ位置までずらされたしまったため。

ということで次は、タブの設定を調べて見た目を整えていく必要がある・・・

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