メニューバーの書式から開いた、タブとリーダー |
既定のタブ間隔の数字が5.33字となっている。
これは、ルーラーにタブ記号(下から右に曲がった黒矢印)のアイコンが表示されていなくても5.33字の間隔でタブが設定されているという意味だ。
比較のために、MacOS標準アプリケーションのテキストエディット.appの書類を「ページサイズで表示」・リッチテキストにしてみると、ルーラー部分に初めからタブ区切りの三角が等間隔で表示されている。 見えてはいないが、これと同じような感じでWordでは5.33字間隔でタブ位置が設定されていると理解すればいいという感じだ。 ※ 表示しておいてくれた方が分かりやすいのに・・・。
Wordとテキストエディット.appのタブ位置の比較 |
フォントや文字のサイズを自由に変更できるのに?字なんて単位で指定して大丈夫か?と普通に考えてしまうが、Wordではフォントなどに関係なく1字のサイズが決まっているらしい。 (まあ、1字の幅はこれくらいと感覚で覚えておくことにする)
タブとリーダーのダイアログウインドウの操作と意味
このスクリーンショットは一番上が既定のタブ間隔のままの段落。
2段落目がダイアログの設定状態。 10.66字は5.33字の×2の値で、21.32字は×4の値ということ。 この設定をしている段落では、既定の段落と比較してタブ記号を1回入力で2番目のタブ位置と揃っている。 つまり、この縦長の入力フィールドの一番上の行がルーラーの左側ということを意味し、行を増やしていけば左からタブ位置を数値で指定していくことができるということが理解できる。 更に、数値入力していない範囲に関しては既定値の位置にタブがあることも見て取れる。
見出し1スタイルの「タブとリーダー」を修正してみる
下のスクリーンショットの書類では、見出し1スタイルをカスタマイズして段落番号の後にはタブを挟む設定にしているために、番号の後に大きな空間ができている。 この空間の終り位置(第一章タイトルの文字の先頭)が5.33字の位置ということだ。
これでは、数字からの距離が離れすぎているので、スタイルウインドウの見出し1から「スタイルの変更...」を行い、タブとリーダーの設定を変更することにする。
※ メニューバーの書式からの「タブとリーダー」を選択するとスタイルの「タブとリーダー」の設定よりも優先されて適用されてしまうのでヤヤコシイ。 メニューバーの書式の他の項目でもそうなのだが、Wordでの書類の状態がどうなっているのか分かりにくいなるので、極力スタイルのカスタマイズで書類の見た目を整えていく方がいいような気がしてきた。 というか、個別にするとわけが分からなくなる。
スタイルウインドウの見出し1から「スタイルの変更...」を選ぶ。
左下の書式プルダウンメニューで「タブとリーダー」を選択。
タブ位置に「3字」と入力してみる。(5.33字では広すぎという印象だったので)
ここで、設定ボタンを押す。 すると、3字という文字が左の縦に広い入力フィールドの一番上にでてくる。
見出し1スタイルを適用した段落にIビームカーソルを置くとルーラーに小さな曲がった矢印が表示されている。 これが3字目に入ったタブ位置ということだ。
試しに、他の「見出し1」スタイルを適用した段落を選択してみてもルーラーの同じ位置にタブアイコンが見えているはず。
次に、スタイル変更でインデントとタブを適切に設定し、章・節・項の下に説明的な段落を作るためのスタイルを新規で作ってみる。
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