Word for Mac 2011のリボンにある「文章パーツ」タブには、ページの挿入エリアに表紙というものが用意されている。
試しにどんな物なのか新規書類を作ってみて、これを実行してみた。
※ 表示倍率を75%にして2ページが横並びに見えるようにしている。 (並び方は書類ウインドウの大きさで変化する)
配置されている文字やオブジェクトをポインターでクリックすると、「テキストボックス」というものを複数個配置したページのようだ。
表紙は通常文字が点在する程度で空間が多いレイアウトとなるため、ほとんどのテンプレートが「テキストボックス」を利用して作られている。
ということで、
テキストボックスや図形の動作がどういうものかを試してみる
テキストボックスや図形をクリック・ドラッグして気がつくことは錨マークがでてくることだ、これがアンカーと呼ばれるものらしい。ここで、
複数の改行(return)を入力したページにテキストボックスを配置してみる。
グラフィック系のアプリケーションを使い慣れた人なら、なんとなく見慣れた感じの文字入力なので自由に配置できると考えてしまうだが、ちょっと違いがある。
※ というか同じと考えてしまうとさっぱり理解できずにWordが嫌いになりそう。
アンカーの存在だ。
色々と調べてみると、このテキストボックスはどこかの段落に属していると考える必要があるようだ。
リボンからテキストボックスを選択し、ドラッグによってサイズを指定して作成してみると分かるが、作成されたテキストボックスの上端にもっとも近い段落と同じ高さの余白部または左インデント位置の外にアンカーが表示される。(改行コードが1つしかないページの場合は、当然その段落にアンカーが表示される。 イメージとしては、アンカーのある段落のどこかに存在する大きな文字のようなものととりあえずは考えればいいのかもしれない。(設定によってはテキストボックスを回避するように周りの文字が折り返すことができるので文字と同じではないのだが・・・)
次に、テキストボックスと図形の四角をそれぞれ1つページに配置してみる。
図形の四角はデフォルトで用意されている見た目が水色のグラデーションなので、印象は異なるが、コンテキストメニューを見たり、そこから開く「図形の書式設定...」の項目を見る限り同じものだと分かる。 つまり、リボンのホームタブの挿入エリアに用意されている「テキストボックス」と「図形」は事前に細かい設定を追加しただけの見本のようなものと考えればいいと思う。
図形のコンテキストメニューで「テキストの追加」を選択するとコンテキストメニューがテキストボックスのコンテキストメニューと同じものになる。
次も、もっとテキストボックス(図形)の設定を調べてみようと思う。
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