2016年10月1日土曜日

Googleドキュメントの使い方 見出しをさわってみる

Googleドキュメントがどんな感じで使えるのか調べてみた。

レポートや仕様書のような、きっちりした書類を作成することを念頭にどんな機能があるのかを見てみる。 Wordのときもそうだがアウトライン機能やスタイルのような機能がそなわっているかを探ってみた。

まず、Googleドライブのページをブラウザで開く。
それから新規またはマイドライブからGoogleドキュメントを作成してみる。
ツールからドキュメントの概要を選んでみる。 これが、いわゆるアウトラインを見るための機能だと思う。


すると左側に概要というエリアが表示される。説明にあるように見出し(だけ)がここに表示されるようになる。

次に、文字を入力してみる。 スタイル(?)を適用することを前提にスタイルと同じ名前の文字を入力する。 これは今、標準テキストで入力しているので概要のエリアには何も常時されない。
それぞれの段落に同じ名前のスタイルを適用する。 すると、タイトルは見出しあつかいされているので、サブタイトル以外の部分は概要エリアに表示される。概要エリアの見出しが123と右に順番にインデントされているのは、章・節・項というように階層的な文章を作るためだ。

このあらかじめ用意されたスタイルを適用しただけのものを見ると、スタイルを文字のサイズを指定したセットと思う人もいるかもしれない。

ということで、もう少し見出しの意味を分かりやすいようにカスタマイズしてみる。



1章と言う感じにするために見出し1のところに「1. 」を入力してみたら、突然インデントされた。 どうやら自動的に箇条書きだと判定してしまったようだ。
これは、MS Word にもあるが「やや大きなお世話」だ。 人によっては何がおこったのか分からなくなって、これだけで使うことを諦める人が出てくる可能性すら有る。 他にもメニューのツールにある「設定…」で自動置換の項目が確認できるので、予め確認して心構えをしておくとビックリせずに済むかもしれない。


話がやや脱線したが元にもどって箇条書きにならないように気をつけながら、「1.[tabキー]」を頭につけて分かりやすくしてみる。 概要エリアをみれば、どういう構造になっているのかが分かりやすい。


次に、概要エリアだけでなく、本文も「見出し2」が「見出し1」よりも右にインデントしてほしいのでスタイルをカスタマイズしてみる。 見出し2の段落にカーソルを置き、ルーラーにある▼左インデントコントロールをマウスでドラッグしてみる。

で、カーソル位置は「見出し2」に置いたままツールバーにあるスタイルのポップアップメニューをクリックし見出し2の右にある三角をクリックすると、「見出し2」をカーソル位置のスタイルに更新というコマンドがあるので、それを実行する。
すると、

このように、下にある「2.1 見出し2」という段落も自動的にスタイルが更新されて右にインデントする。 こんな感じでスタイルのカスタマイズをしていくと自分好みの見出しを作っていける。


同じ要領で見出し3スタイルも右にインデントしてスタイルの更新をすると、仕上がりはこんな感じ。

だいぶ書類っぽくなってきた。

大事なのは見出しなどの文字のレイアウトを意識した変更をするときは、空白のスペースを連打するのではなく、ルーラーを利用しスタイルを更新すること。 更新を忘れなければ、楽して文章の見た目を整えることができるということ。


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