2013年10月29日火曜日

FileMakerGoとDropboxの連携を考える

追記:今となってはiPhone(iOS)の共有メニュー機能でDropboxにアップロードできるようになったので、このやり方がいいかもしれない。


iPhoneのDropboxでFileMakerデータベースファイルをFileMakerGoに受け渡す(コピー)ことはできる。 直接開いたり、iPhone内でDropboxに保存することはできない。

これが、残念。

本来なら、ちゃんとFileMaker ServerにiPhoneで接続してデータベースにアクセスするのがいいのは分かる。

が、個人利用レベルではこれはちょっと難しい。

何か良い方法はないかと考えてみる。

iPhoneのDropboxでデータベースファイルをFileMaker Goにコピー
FileMaker Goでデータの編集
FileMaker Goの保存/送信でデータベースファイルをメールに添付し送信
Macのメール.appで受信

ここまでは普通に可能。

問題はMacのメール.appで受信してからの自動処理だ。

Macで自動処理といえは、AppleScript

メールのルールを作成し、目的のFileMakerファイルが添付されたファイルを受信したときに自動的にDropboxの階層に保存するようにすればいいのでは?というだ。

メール.app環境設定のルールには「以下の操作を実行:」に、ちゃんと「AppleScriptを実行がある」

Macのメール.appが立ち上がっていること、ファイルサイズが大きすぎないことが条件にはなるがうまくいきそうだ。

iPhoneのDropboxでデータベースファイルをFileMaker Goにコピーして開く
FileMaker Goでデータの編集
FileMaker Goのデータベースファイルには予め閉じると同時に自身のコピーをメールで送信するようにスクリプトを作成しておく
Macのメール.appで受信と同時にルール&AppleScriptでDropbox階層にデータベースファイルを保存
iPhoneのDropboxでデータベースファイルをFileMaker Goにコピーして開く


 これで、まあまあスムーズなループが出来る。

 参考になりそうなAppleScriptのサンプルは、このサイトで見つけた。

iTunesStoreで音楽などを購入したことがある人が後からiPhoneを買うと・・・

MacやWindowsとiPodを利用していて、iTunes Storeで音楽を買ったことがある人は多い。

で、最近になって初めてiPhoneを買ったって人が陥りやすい問題がある。
 
AppleID(iCloud)のアカウントを端末契約と同時に新規で作ってセットアップ。 すると、過去の購入した音楽などはどうやって端末に入れたら良いの?という疑問がうまれる。

Apple ID に関してよくお問い合わせいただく質問ページ内の「複数の Apple ID を持っている場合、1 つの Apple ID にまとめることはできますか?」というところに書いてあるが、複数のAppleIDを1つにまとめることはできないらしい。
(デベロッパーとの契約の関係で不可能なのかな? まあ、これを許すと色々と悪い抜け道ができそうではある。)

ここに書いている対処策としては「別のApple ID (購入時に使った Apple ID) を使うのは差し支えありません。」とある。

これはつまり、iPhoneのバックアップなどに使うiCloudのAppleIDは端末契約時に新規で作ったものを利用。 そして、iPhoneの設定アプリの「iTunes & App Store」設定の部分で、以前コンテンツを購入していたAppleIDを設定して対処してくださいということだと思う。

まあ、ちゃんとAppleID(iCloudアカウント)を用意して端末契約をすれば、今までの音楽やビデオを即、はじめてのiPhoneで利用できるのだけどね。

それと、この方法を応用してコンテンツ購入用AppleIDを作成し、iPhoneの設定アプリ→「iTunes & App Store」設定の部分のAppleIDを複数の端末に設定すれば、同じアプリを端末の台数分購入する必要がなくなる。

家族間でどんなアプリを利用しているか見られても平気な関係であれば、家族で共用するというお得な運用も可能になる。

2013年10月27日日曜日

AppleIDがメールアドレスであることでおこる勘違い

iPhoneを持っていなくても、MacまたはWindowsでiTunesストアを結構以前から利用していた人は多いと思う。 このときに、AppleIDを作成しているわけだがAppleIDの入力エリアに「Apple IDに使用する主要メールアドレスを入力してください。これはアカウントに関する連絡先メールアドレスとして使用されます。」と説明がある。

そうすると、説明のままGmailアドレスを持っている人は、それを入力する場合がある。
別にこれで問題はないのだが、よく分からないままAppleID作成のステップを踏んでいくと後で勘違いをする人がいる。

GmailアドレスはGoogleアカウントでもあるから、「AppleID=Googleアカウント」って感じに何かよく分からない認識になって、AppleIDのパスワードにGoogleアカウントのパスワードを入力して、パスワードが通らないと混同・混乱したりする人がでてくる。

※ ちなみに、iCloudが.Macというサービスだった時代にAppleIDを作成した人はAppleIDが@mac.comのメールアドレスになっていると思うので勘違いはおこり難い。

なぜ、AppleがAppleIDにメールアドレスの文字列を利用することにしたのかはよく分からないが、これは混乱しやすい。 「AppleのIDがGoogleでいいの? 会社が違うのに?」って思う人は多そうだ。 まあ、IDがメールアドレスであれば他の人と重なって第一候補が取れないという問題は発生しない(しにくい)はずではあるが、インターネットサービスプロバイダのメールアドレスなどをAppleIDに設定した人などは、ISPが変わってメールアドレスが利用できなくなった場合でも、それをAppleIDで利用してもいいの?と不安に思うことも予想される。 でも、この場合のメールアドレスは変更できるようだ。 「Apple ID に関してよくお問い合わせいただく質問」に説明があった。

ちなみに、@mac.com、@me.comの人はMy Apple ID のサイトにログインして代替メールアドレスを追加することはできても、主要メールアドレス(AppleID名)の文字列を変更はできないようだ。


2013年10月25日金曜日

iOS7.0.3でキーチェーンがiCloudで同期できるようになったけど

思っていたのとちょっと違った。
てっきり、iPhoneにキーチェーンというアプリができるのかと思っていたのだが、違うようだ。

個人的にはMacのキーチェーンで「秘密メモ」(保護情報)を利用して、ソフトウェアのライセンス(シリアル番号)管理やアカウントとパスワードや秘密の質問などを自由にメモしていたので、MacOSのキーチェーン.appと同じものを期待していた。

まだ、MacOSをMavericks(10.9)にアップグレードしていないので実力の方はよく分かっていないが、ちょっと対策を考えないといけないかも。

Bento for iPhoneも開発終了だし、何か考えないと・・・。 FileMakerで作るか?


それと、iOS7.0.3にしてからiCloudキーチェーンを設定してからは、設定アプリのSafari→パスワードと自動入力で保存されたパスワードを確認できるようになったようだ。

ユーザ名とパスワードを詳細に確認したい場合は、iCloudキーチェーンを有効にしたときに設定したパスコード(パスコードロック)が必要だ。 つまり、キーチェーンの同期とはSafariがメインということなのかも。


iPhoneでキーチェーンを利用するためにはパスコードロックが必須のようだ(多分)。

こうなると、Touch IDで指紋認証は便利そうだな〜とiPhone5ユーザーは思ってしまう。 でも、これだけを理由に2年待たずに機種変はあり得ないんだけど。

2013年10月23日水曜日

iPad AirやiPad mini RetinaでTouch ID(指紋認証)搭載されず・・

多分搭載されるのでは? と思っていたが、今回は見送られたようだ。

でも、最近のAppleの傾向から言えば、「新規にハード規格を採用する場合はかなり慎重に判断を行い、採用すれば後々広範囲のプロダクトで利用する」ってことを行なっている。 (SDカードリーダーやHDMIなんて恐ろしく慎重。 Wi-Fi関係の新規格は基本的にアップグレード的なものだからすんなり採用するけど)

と考えれば、いずれiPadやMacで採用するのは間違いないと思うが、今回見送った理由は部品調達数の問題かもね。

ただでさえiPhone5Sの生産が追いついていないのにTouch IDの部品調達が間に合わなくて生産が滞るようじゃ大問題だ。 十分な供給量が確保できてから複数の製品に採用していくということだと考えておこう・・・。(多分)