2013年9月27日金曜日

複数のGoogleカレンダーをiPhoneに表示するための方法

以前は、Google Sync(Microsoft Exchange同期設定)を利用して自分以外の人のGoogleカレンダーをiPhone(iOS)で複数表示できていた。

ところが、Google syncが終了した後、機種変した端末ではこの方法は使えない。

じゃあ、Googleカレンダーを複数iPhone純正のカレンダーアプリで利用できないのかというと、デスクトップ版のGoogleカレンダーから設定が行なえるようになっていた。(いつのまに??) ※2016/02/26 現在はiOSのSafariでGoogleカレンダーを表示し、画面右下の「設定」ボタンから表示設定ができる。 デスクトップ版ではそれらしいリンクは見つからない。

デスクトップ版インターフェイスからということだが、iPhone単独でも設定は可能だ。

iPhoneのSafariでGoogleカレンダーを開いた場合、モバイル版で表示されるがページの一番下にデスクトップ版への切り替え用のリンクが用意されている。


デスクトップ版に変わったら画面右の設定ボタン(歯車アイコン)をクリック。
すると、「携帯端末と同期」が用意されている。


次に「Apple 端末を同期する」のリンクをクリック。


少しスクロールして「複数のカレンダーを同期する」に書いているリンクをクリック
https://www.google.com/calendar/syncselect※このリンクは2016/02現在でも使えている。 よく設定を変える人は、このリンクを共有メニューからホーム画面に追加しておいた方が良いかも


Google Syncの設定画面のような見た目の「Googleカレンダー 同期設定」で同期したいカレンダーの前のチェックボックスをチェックする。 最後にページ下部にある「保存」ボタンを押せば終了
これで、iPhoneの「カレンダー」アプリを開いてみるとカレンダーが追加されているはず。
(同期まで少し時間がかかるかもしれないが)

この方法を知るまではMacのiCal.appの照会機能を利用してiCloudにGoogleカレンダーを読み込んでいたが、この方法は使わなくて済むようになった。

というか、この機能がサポートされていなかったら共有カレンダーを利用している人と一緒にiCloudのカレンダーに完全移行しようかと思っていたが・・・。 それにしてもいつからこれができるようになっていたのだろう・・・。

これを利用して、「日本の祝日」も表示できるし、共有済みの他人のカレンダーを見ることもできる。

それと、「iPhone/iPad/iCal* と同期するカレンダーを選択」とあるように、MacのiCalでもこれで表示がされている。 iCalの環境設定のアカウントでGoogleカレンダーの委任を利用する必要がなくなった。

2013年9月17日火曜日

iCloudの容量が切迫してきたのでメールをGmailに移動させた

.MacやMobileMe時代から有料でAppleのサービスを利用してきたので、2013年9月30日まで25GBを使える状態なのだが、iCloudに完全移行し無料で利用することにしたので5GBまで減ることとなった

で、うちのiPhoneは16GBモデルだけどiCloudは5GBで収まるの? ということになるのだが、システム環境設定のiCloudから「管理...」ボタンを押して確認すると5GBギリギリまで使っていた。
このスクリーンショットは別の端末のものなので使用容量は少ない。
iCloudの詳細な使用状況は、iPhoneの設定アプリ→iCloud→「ストレージとバックアップ」→「ストレージを管理」でも確認できる。

たいしてiCloudのストレージを利用している感覚はなかったのだが、主に容量をしめていたのは、

  • iPhoneのバックアップで約4GB
  • メールで約600MB

の2つだった。

iPhoneのバックアップで容量を多くとっていた理由は、カメラの動画をiPhotoに読み込んでいなかったためだ。 最近フォトストリームで静止画はiPhotoに取り込んでいたため有線でMacにつなぐことがめっきり減っていた。 なので、動画の取り込みを忘れていたのだ。

ということで、iPhotoに撮影した動画を取り込んでiPhone側の容量を減らし、バックアップ先の容量を減らすことができた。

次は、メールだ。

長年@mac.comのメールアドレスをメインで利用していたこともあり、添付ファイルのある送受信メールが結構あった。 これが約600MBぐらいになっていた理由だ。

添付ファイルのあるメールを削除してしまえば簡単といえばそうなのだが、一応残しておきたい。

ということで、Gmailの方に移動させることにした。(Gmailの方はほとんど使っていなかった) で、方法はどうするかだが、最初は転送することを考えたが面倒くさい。 単純に転送ボタンで転送すると送信日時も今になってしまって困る。 

思いついたのはMacのメール.appを利用してドラッグ&ドロップで移動させる方法だ。

送信済み内の @mac.comで送信したメールを複数選択し、ドラッグ&ドロップで@gmail.comの送信済みメールボックスに移動させる。 ただ、それだけでOK。

確認のため、ブラウザ上でGmailを確認すると、Sent Messagesのラベルがついているだけで送信者は元々の@mac.comメールとなっている。 

Sent Messagesのラベルがついていれば、Macのメール.appの送信済みの欄に出てくる。

Macのメール.appで見る限りは今までと同じ。 ブラウザ上のGmailでみるときに送信者が@mac.comであるメールを区別したい場合は、ブラウザ上のGmailでメールに「iCloudの取置き」などのラベルを追加で付ければOKだと思う。


これで余裕で5GB以内に収まった(現在スッカスカ)。 しばらくはこれで大丈夫かな・・・。


2013年9月14日土曜日

スマートウォッチについて考える・・・。

今回Appleがわざわざ話題が分散するようなiPhone以外の製品を発表するはずがないと思っていたので別に驚きも、失望もないのだが、Samsungもスマートウォッチを最近発表したということでいろいろ記事を見ていて思ったことを書いてみる。

そもそも

  • スマートウォッチって金属の針が動いていたらだめなの?(針にメリットはないの?)
  • タッチパネルで指で操作しないと「スマート」でないの?
  • アプリを自由にインストールできるプラットフォームでないといけないの?(ソフトウェアメーカーの人たちは新しい市場が欲しいだろうけど)
あと、SONYにしてもSamsungにしても初めからあまり広く売れないことを前提にしていることもあるだろうけど、腕時計は男性用と女性用が携帯電話よりもはっきりと別れるデザインの製品であるはずなのに、

なぜ2種類同時に発表しないの?

装飾品としてのデザインというだけではない。 もしかしたら、形状からくる機能性でも「男性向きのデザイン」と「女性向きのデザイン」があるかもしれない。

更に、ベルト部分などはiPhoneの無数にあるケースのような市場にできるかもしれないので、それ相応の仕掛けが必要かもしれない。

腕時計として求められる機能(+見た目)はどう考えても、ソフトウェアの切り替えだけで対応できるものではないとも思う。

となれば、デザインコンセプト別に数カテゴリーにわけて2~3種、それぞれ男女用ぐらいのモデルが必要かもしれないと思う。

というような感じで考えると価格はスマホレベルじゃだめだろう。 せめてiPod nanoレベルじゃないと・・・。 (なかにはステイタスモデルで高価な物もアリかもしれないが)


まあ何にせよ、よほどの自信と確信がないとここまで手を出せる企業はないだろうな・・・。 それこそ普通の企業では、そこそこ高価でも面白がって購入してくれそうなガジェットファン(自発的人柱er)向けの製品にしか手が出せそうにない

で、iWatchってでるんかな? 上記のようなことが出来そうな唯一の企業はAppleだけだろうなとは思うけど。

ああ、それとスマートウォッチにカメラは要らないだろう・・・。 「スマートウォッチに何が求められているのかよく分からないから、なんか色々と使えそうなので保険的な意味でつけておこっと」ってのが見え見えだ。 つまり、まったく「確信のない製品」。

「これだ!」という用途も思いつかないのに製品のデザインなんてできるとは思えない。

多分、各企業の本心は「どこか(GoogleよりかはAppleかな?)リファレンスモデルとなる製品をだして、市場の方向性を作ってくれ〜」なのでは?


2013年9月13日金曜日

iPhone5S・iPhone5Cが3キャリアで発売になって思うこと

docomoからiPhoneが発売となった。
もう耐えきれなくなったのか?
ラインナップを豊富にしただけなのか?
iPadの企業への大口導入が欲しかったのか?(ほんとはコッチが欲しかった?)

とりあえず、金銭的・イメージ的メリットのないことを企業が行なうはずがないので、デメリットとメリットを天秤にかけての判断ということなのでしょう。

世界的にみれば、Android OSの出荷端末数はこれからも多くなるのは間違いないが、どのくらいがアクティブに利用されているのだろう。

今から2年前の日本国内のAndroid端末はまともに使えるものだったのだろうか? (そういえば3D対応のスマートフォンなんてのもあったなあ)

ガジェット好きのお金をかける気がある人たちは、2年なんて待たずに次々とAndroid端末を更新して、使い物になるようになっていると主張するかもしれない。

でもあまり活用しない人たちが丁度2年程度前に機種変を行い、携帯電話ショップの店員にいわれるがままAndroid OSの端末を選んでいたら・・・。 そのときにiPhoneと同じようなことのできる端末ですよ!と売り込まれていたら・・・

国内メーカーはスマホ(iPhone的なもの)への変化の激流に慌てふためき、その時点でできうる限りのモノを出したのだろうが、相当に信用を失ってしまったように思う。 言い換えればブランド(信用・信頼)にキズを付けた

そして、今回のdocomoからのiPhoneの発売となるが、これらの人たちがiPhoneも選択肢にあるのにAndroid OSの端末を買うのだろうか?

国内でのiPhoneのシェアを考えると、周りに数人はiPhoneを使っている人がいて当然の状態のはずだ。 その人たちに話を聞いて、自分の買ってしまって2年我慢している端末と比較していたら、よほどの「しがらみ」がない限りはAndroid端末を選ぶとは思えない

今回、iPhone5Cが発売になって廉価版と考えていた一部の人たちが廉価版を出したことで、Appleの高級ブランドイメージにキズがつくと思っている人もいるようだが、Appleという会社は「安物」は作らない。 安く作れる理由のある「しっかりとした物」なら作る。 ユーザー体験で先進的な付加メリットは得られないかもしれないが、安さを理由に苦痛(我慢)を強いるような製品は作っていないはず。 もし、作ったらそれこそAppleのブランドの終りを意味する。

さて、これから数ヶ月後の携帯販売ランキングはどうなっていくだろうか・・・・?

2013年9月4日水曜日

Word for Mac 2011 グラフィックアプリケーションを使ったことがある人がハマりそうな罠

書類を作る手順は人それぞれだ。

写真や図が配置された書類を作ろうと考えると大きく2つの手順に別れると思う。


  • 文章を入力してから写真や図を配置していく人
  • 写真を配置してから隙間を埋めていくように文章を入力する人

個人的な印象としては、完成した状態をイメージする後者の手順の方が自然な気がする。 特に、ドロー系のアプリケーションを少しでも使ったことがある人であれば尚の事その傾向が強いのではないだろうか? ※ 手書きでスケッチをしてから作る手順だってそうだろうし

で、Wordでもそのような書類を作るだけの十分な機能があるわけだが、写真の後で文字を入れる方法をとろうと考えると非常に難しいというか無理がある。

それは写真や図やテキストボックスも段落に属しているからということだ。

基本的にWordでそのような書類を作る場合は、まず文章ありきだと感じた。

ということで、試しに画像を先に配置するイメージで書類を作り始めてみた。

完全に何も入力されていない書類は改行コードが一個あるだけだ。 そこにメディアブラウザの素材を数個ドラッグ&ドロップしてみる。 すると、大きな写真が一列に並ぶだけだ。 それも、大きいので実際は横並びなのだが、縦並びに見える。 もし、素材の大きさがバラバラであれば一見して一列に並んでいるとも理解できないかもしれない。

ここで先ほどの写真を自由に配置してから文字を入れるという手順で考えると、この時点でデフォルトの設定では無理が出てくる。 それは、図の書式設定の「レイアウト」が「行内」となっているためだ。 特に事前の情報でWordでも写真を自由な位置に配置できると聞いていれば混乱必至だ。

ドロップした写真のコンテキストメニューを表示し、図の書式設定を選択し、出てきたウインドウのレイアウトを確認する。

折り返しの種類で「前面」を選択すれば、段落から開放され、当初思い描いていたほぼ自由なレイアウトができるようになる。 この設定はアンカーだけを段落に置き去りにして画像部だけを動かすようなイメージだ。 
このスクリーンショットではイチゴを一番初めに前面配置にしたために、パンとパプリカが段落の先頭に寄ってきてイチゴの下に滑り込んだ状態となっている。 この状態も図は段落内(行内という言葉が使われているが・・・)にあるということを理解していなければ、理解できない挙動かもしれない。

まあ、「文章から先に入力してね!」、とか「Word起動直後のテンプレートを使ってね!」ってことなのかもしれないが、どのテンプレートもピンとこない。 というかゴチャゴチャやり過ぎていて好みに変更するぐらいなら一から作った方が早そうに見えると考えるだろうし、プレビューが小さすぎてよく分からないとも思う。

 ※ 初心者というかちょっと使いたいだけの人なら、「もっと簡単なのでいいのに・・・」と言いそうなものばかりだ。

ところで、このデフォルトで「行内」という設定は適切なのだろうか・・・。 色々な歴史的経緯はあるのかもしれないが、正直分かりにくいと思う。 WordがDTPソフトではなくあくまでもワープロということなのかもしれないが、直感的ではないと感じる。

それと、リボンインターフェイスにも疑問がわく。 この折り返し設定などは、コンテキストメニューからの図の書式設定を呼びだす以外にも、リボンに「図の書式設定」が出てくるのだが、リボンは「ツールバー」なのか「プロパティバー」なのかはっきりしない。 多分両方をかねているということなのだろうが、混在しすぎて分かりにくく感じる。 ダイアログウインドウで設定するにしても、設定項目が多いというのもあると思うが階層が深すぎると感じる。 ツールバーとプロパティウインドウは別にして、一見して視界に入るようにすべきなのではないだろうか・・・。 何も無いところからヒョッコリと現れるリボンタブも十分に知っている人にしか通用しない。 今やっている操作に関係のない項目で選択できないオプションであっても常にそこにあると見せることでユーザーは使いながら自然と記憶して操作できるようになっていくのでは?と思うのだが・・・。 



Word for Mac 2011 テキストボックスや図形の操作と挙動1(表紙を作る準備)

これから表紙の作り方を考てみる。

Word for Mac 2011のリボンにある「文章パーツ」タブには、ページの挿入エリアに表紙というものが用意されている。

試しにどんな物なのか新規書類を作ってみて、これを実行してみた。
※ 表示倍率を75%にして2ページが横並びに見えるようにしている。 (並び方は書類ウインドウの大きさで変化する)


配置されている文字やオブジェクトをポインターでクリックすると、「テキストボックス」というものを複数個配置したページのようだ。

表紙は通常文字が点在する程度で空間が多いレイアウトとなるため、ほとんどのテンプレートが「テキストボックス」を利用して作られている。

ということで、

テキストボックスや図形の動作がどういうものかを試してみる

テキストボックスや図形をクリック・ドラッグして気がつくことは錨マークがでてくることだ、これがアンカーと呼ばれるものらしい。

ここで、
複数の改行(return)を入力したページにテキストボックスを配置してみる。

グラフィック系のアプリケーションを使い慣れた人なら、なんとなく見慣れた感じの文字入力なので自由に配置できると考えてしまうだが、ちょっと違いがある。
 ※ というか同じと考えてしまうとさっぱり理解できずにWordが嫌いになりそう。

アンカーの存在だ。

色々と調べてみると、このテキストボックスはどこかの段落に属していると考える必要があるようだ。
リボンからテキストボックスを選択し、ドラッグによってサイズを指定して作成してみると分かるが、作成されたテキストボックスの上端にもっとも近い段落と同じ高さの余白部または左インデント位置の外にアンカーが表示される。(改行コードが1つしかないページの場合は、当然その段落にアンカーが表示される。 イメージとしては、アンカーのある段落のどこかに存在する大きな文字のようなものととりあえずは考えればいいのかもしれない。(設定によってはテキストボックスを回避するように周りの文字が折り返すことができるので文字と同じではないのだが・・・)

次に、テキストボックスと図形の四角をそれぞれ1つページに配置してみる。
図形の四角はデフォルトで用意されている見た目が水色のグラデーションなので、印象は異なるが、コンテキストメニューを見たり、そこから開く「図形の書式設定...」の項目を見る限り同じものだと分かる。 つまり、リボンのホームタブの挿入エリアに用意されている「テキストボックス」と「図形」は事前に細かい設定を追加しただけの見本のようなものと考えればいいと思う。

 図形のコンテキストメニューで「テキストの追加」を選択するとコンテキストメニューがテキストボックスのコンテキストメニューと同じものになる。



次も、もっとテキストボックス(図形)の設定を調べてみようと思う

2013年9月1日日曜日

Word for Mac 2011 表題・副題が目次テーブルに出てこないようにする

表題・副題が目次テーブルに出てくる理由は、デフォルトで表題スタイルと副題スタイルにアウトラインレベルが設定されているためだ

つまり、スタイルウインドウから表題と副題スタイルのスタイル変更を行なう。

スタイルウインドウの表題スタイルのプルダウンメニューからスタイルの変更...→スタイルの変更ウインドウの左下の書式ポップアップメニューから段落を選び、開いた段落ウインドウでアウトラインレベルを本文に変える。 同様に副題のアウトラインレベルも本文に変える。

これで、目次テーブルから表題と副題が外れるはずだ。

目次の更新を行なって結果を確認してみる。



しかしまぁ、目次の更新に使われる言葉がバラバラなのが気になる・・・。
目次自体から行なうときは「テーブルの更新」、リボンにはただの「更新」、出てきたウインドウでは「目次の更新」。 こういう細かいところが混乱に繋がる。 言い換えると、「Wordは何か分かりにくいな〜」という印象を持つ原因になると思う。

これで表題・副題が目次にでてこなくなった。


次に表紙を作ろうと思うが、その前にテキストボックス機能を理解しておいた方がよさそうだ


Amazon.com(Microsoft Office for Mac関係の商品)